7/17より妊婦さまへのRSウイルスワクチン「アブリスボ」の接種予約を開始します。当院で妊婦健診を受けられていない方でも接種可能です。　　　　　※母子手帳を必ずご持参ください。

完全予約制となりますので、接種をご希望の妊婦さまは事前予約をお願いいたします。ご予約は、お電話（042-300-0055）か受付窓口での対応となります。ワクチンは、予約が入ってからのお取り寄せとなります。予約後のキャンセルは致しかねます。

アブリスボ®とは？

アブリスボは、生まれてきた赤ちゃんのRSウイルス感染症の重症化を予防するワクチンです。妊婦さんに接種することで、お母さんの体の中でRSウイルスに対する抗体がつくられ、その抗体が胎盤を通じて胎児に移行し、出生時から数カ月の間、乳児のRSウイルス感染、感染による下気道疾患の重症化を予防します。

【対象】妊娠24～36週の妊婦さま　

【接種回数】1回（筋肉注射）

【価格】32,000円（税込）

RSウイルス感染症とは？

RSウイルスに感染することによって起こる呼吸器系の感染症です。RSウイルスは感染力が高く、ほぼすべての子どもが2歳までに感染するとされています。特に新生児や6ヶ月未満で感染すると細気管支炎、肺炎など重症化する場合があるといわれており、早期からの予防が大切です。日本では毎年約12万～14万人の2歳未満の乳幼児がRSウイルス感染症と診断され、その1/4が入院を必要とすると推定されています。