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子宮脱

子宮脱とは

子宮脱は、「骨盤臓器脱」のひとつで、出産や加齢などによって骨盤の支えが弱くなり、子宮が膣の外へ下がってきてしまうことをいいます。子宮脱の主な原因は、妊娠・出産による骨盤底筋や靭帯のゆるみ、加齢に伴うホルモン減少や筋力の衰え、また咳や便秘によるいきみ、肥満、重いものを持つなどの、慢性的な腹圧をかける習慣などです。

子宮脱は、命に関わるものではありませんが、痛みや出血などが気になって外を歩けなくなる方もいらっしゃいます。日常生活の快適さや、排尿・排便に影響することもあります。「恥ずかしくて相談しづらい」と思われる方も少なくありませんが、子宮脱は多くの女性に起こりえます。早めにご相談いただくことで、より快活・快適に日常生活を送ることができます。気になる症状がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。

主な症状

・膣の入り口から「何かが下がってくる」「丸いものが触れる」

・長時間立っていると下がり感や違和感が強くなる

・排尿がしにくい、残尿感、尿もれ

・便が出にくい

・下腹部の重だるい感じや、腰の違和感がある

検査方法

問診と内診で症状や状態を確認します。

治療方針について

症状の程度や、ライフスタイルに合わせて、以下の治療方法を選択します。

①保存的治療

・骨盤底筋体操:骨盤を支える筋肉を鍛えることで、軽度の症状改善が期待できます。

・ペッサリー療法:シリコン製のリングを膣内に挿入し、子宮が下がってこないように支える方法です。3ヶ月毎に入れ替えが必要です。当院で挿入・交換が可能です。

②手術療法:症状が強い場合や、保存的療法で改善が乏しい場合は、手術を検討します。当院では手術を行っておりませんので、信頼のできる医療機関をご紹介いたします。

 

 

よくある質問Q&A

Q

子宮筋腫は放っておいても大丈夫ですか?

A

子宮筋腫は良性腫瘍であり、必ずしもすぐに治療が必要とは限りません。症状がなければ経過観察で済む場合も多いです。ただし、筋腫の大きさや場所によっては月経異常・不妊・貧血の原因になることがあるため、定期的な検診が必要です。

Q

子宮筋腫があると妊娠できないでしょうか?

A

子宮筋腫が必ず不妊の原因になるわけではありません。筋腫の種類や位置によっては妊娠に影響しないことも多いです。ただし、子宮内に突出する「粘膜下筋腫」などは不妊や流産のリスクを高める可能性があり、治療をおすすめすることがあります。 

Q

子宮筋腫はがん化することがありますか?

A

子宮筋腫は良性の腫瘍であり、がん(子宮肉腫)に変化することは極めて稀です。急に大きくなる場合や、更年期以降に増大する場合には、念のため詳しい検査を行うことをおすすめします。

Q

薬で治せますか?

A

薬で筋腫そのものを完全になくすことはできません。ホルモン療法などで一時的に小さくすることは可能ですが、治療をやめると再び大きくなる傾向があります。症状を和らげる目的で薬を使うことは有効です。

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